効果的なパッケージの使い方
「ルミアカップ」とAmazonで検索しますと、弊社既製品「ルミアカップ黒（フタ付）」・・・がヒットします。
さてこのルミアカップですが、和菓子業界ではとても有名な包装材料で、とてもニッチな市場ではありますが、高いシェア率を占める商品なのです。しかし、今までは、他の食品（惣菜、生鮮、乳製品など）には、ほぼ無縁な容器であることも、否めない状況でした。
いきなり刺身や、ステーキの切り身を入れて販売というのも一足飛びでおかしな気がしますが、実は市場では、数年前から個食があたり前になり、最近では品質重視の個食化が加わり、「巣ごもり」用に貢献しようと、コンビニでは新商品が毎月多く投入されています。
また、「介護＋良質（高級）」の思考からも同様な需要が高まっているようです。更に、新型コロナ対策として、透明蓋付の容器が高級ホテルビュッフェや、高級弁当のインナーとしても注目され始めております。
この様な事から、上生菓子を入れる専用容器から中食市場への幅広い用途が今後は考えられると推測いたします。
・・・追記、最近、高級スーパーマーケットの果物コーナーの並びに、多品種のドライフルーツ（高価だが珍しい）が同様なカップに入れられ、ボリューム陳列販売されているのを見て、「先ずは蓋側にザラッと粒を詰めてから、本体を閉めたんだな。」と思い、アイキャッチ抜群で、感心したのを覚えております。
以上
■マーケテイング部 舘野 恵幸