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19世紀後半から始まったアメリカのコーヒー文化。いよいよ日本にも第三の波『サードウェーブコーヒー』がやって来ました。サードウェーブコーヒーとは、豆の品質にとことんこだわり単一種の苗木だけを使用するシングルオリジンと呼ばれるスタイルにこだわったコーヒーの事です。また、今までのコーヒー文化と全く違うところはこの豆を生産者とお店がダイレクトトレードしているところです。

さて、この波が日本に来る前からコーヒー豆のダイレクトトレードを始めているカフェがあります。それが今回ご紹介するFUJIS CAFÉです。『ローカルハワイアンが集うようなカフェをコンセプト』にしているこのお店にはハワイのローカルフードやドリンクのメニューが並びます。オーナーの藤原さんは元BVLGARIカフェのスーパーバイザー兼バリスタで、現在はFUJIS CAFÉを経営しながらバリスタ講師として多くの生徒さんを持って、日々追求したコーヒーの研究を重ねられています。

こちらのお店でお勧めなのがアイカネプランテーションの『カウコーヒー』¥600。ハワイのコーヒーといえばコナコーヒーが有名ですが、ハワイ島の最南端カウ地区でのみ栽培されているこのカウコーヒーはもっと希少価値の高いコーヒーとして実は現在大変注目されているのです。その中でも一番歴史の古い、このアイカネプランテーションのカウコーヒーがハワイ州政府からカウ地区で初めて品質認定を受け、オバマ大統領就任パーティーでも供されました。この豆をいち早く取り入れたのがFUJIS CAFÉなのです。藤原さんが金属フィルターで淹れてくれたアイカネプランテーションのカウコーヒーは、飲み口はまろやかで雑味が全くありません。後味も余韻は残るものの口の中は何故かすっきりとしています。コーヒーは酸味が、とか苦味が、などと言われる方もいらっしゃいますが、本当に美味しいコーヒーというのは理屈なく万人が『飲みやすい』ものなのかも知れません。

そしてコーヒーと共にここで是非味わって欲しいのが、『カウコーヒーゼリー』¥500。これを味わえるのはハワイのファーマーズマーケットとここFUJIS CAFÉだけです。カウコーヒーを使った柔らかめのゼリーの上にミルクと生クリームがたっぷり。ストローでクラッシュして日本で言う「飲むゼリー」の様にして混ぜて頂きます。アメリカのスイーツなどは強烈に甘いという印象がありますが、クリームもしつこくなく程よい甘さで、これまた間に入っているミルクがいい仕事をしています。ゼリーもコーヒーの美味しさをぎゅっと閉じ込めているので美味しくないわけがありません。

FUJIS CAFÉ藤原さんは、お客様がリピートして来てくれるものを提供することを大事にしています。それは生産者のアイカネプランテーションも同じ。生産者と販売者が一丸となって良いものを作る。食の安全性が問われている今、こういったお店はとても貴重ではないでしょうか。

休日はハワイのロコになりきってFUJIS CAFÉをふらっと訪れてみてはいかがでしょう。美味しいフードやドリンク達を頂きながらゆったりとした時間が過ごせる事、間違いナシです。


■FUJIS CAFÉ
東京都目黒区駒場3-11-14 駒場友和ビル1F
電話03-3465-7787
営業時間:7:00〜18:00
定休日:不定休
http://www.fujiscafe.jp/
http://ameblo.jp/fujiscafe/
https://ja-jp.facebook.com/FujisCafe/posts/883247151689870

(text&photo by田中 美幸)
 




仕事柄お菓子屋さんを見て回ることが多いのですが、多ければ多いだけ、「自分は一体何が好きだったんだっけ?」と混乱してきてしまいます。先日も、あらゆるモノの溢れる東京駅で、何が買いたいのかわからなくなってしまったところ……。皆さんがそういうわけではないでしょうが、都心にいると、この“あり過ぎることで欲しくなくなる”感覚を感じることもあるのではないでしょうか。

今回はそんな風に混乱した私の心を癒してくれる、そして直感で「好き!」と思えたお店を紹介します。

三軒茶屋から東急世田谷線というローカルな路面電車に乗り、降りるは松陰神社前。駅から3分ほどのところにMerci BAKEはあります。2014年7月にオープンしたばかり、小さなショーケース1つに、イートイン席は6席ほどの小さなケーキ屋さん。ケーキの種類は約10種類で、ケース上にはスコーンやクッキーが美味しそうに並んでいます。焼き色を前面に出したケーキの表情はシンプルで、タイトルも“メープルケーキ”“レアチーズケーキ”ととてもシンプル。それでもどこか素通り出来ない理由は、パウンドケーキの何とも美味しそうなこんもりしたシルエットや、印象的なロゴを入れてクシャッと包まれたグラシン紙等、センスと質の良さが滲み出ているから。中でも三度見するくらい心を捕らえて放さなかったのは、三角錐のクリームにアーモンドが綺麗に飾り付けされた“ラムレーズンケーキ”。縦長の瓶に入ったレアチーズケーキと散々迷って、ラムレーズンをいただくことにしました。ベースはレーズンのぎっしり詰まったパウンドケーキ、上のクリームはラム酒の効いたバタークリームです。選んで正解の美味しさ!上質な粉と上質なバターを使って、丁寧に作られていることが味から感じられます。これはきっと、食べていない他の商品も美味しいに違いないと確信させられます。

パティシエの田代翔太さんは参宮橋で人気のカフェレストランLIFEsonでパティシエをされていたとのこと。確かに、LIFEsonのお洒落な雰囲気を引き継いだ、手作り感の中に洗練された個性のある店舗。テイクアウトのケーキ箱に掛けられたストライプの包装紙も素敵です。

周りには、カフェ好きには有名なカフェやお洒落な古本屋など、センスの光るお店が点在しています。こちらのMerci BAKEにも、感度の高そうな素敵なお客さんや地元の方が引っ切りなしに訪れている様子。私も大好きになったこちらのお店、これからも長く愛されるお店であることを願います。

 

■Merci BAKE
住所:東京都世田谷区若林3-17-10
営業時間:9:30〜19:00
定休日:水曜日
http://www.mercibake.com/

(text&photo by坂田 美奈子)



 




 

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