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江戸の中心、日本橋にある「人形町」。そこは、安産・子授けの神様 水天宮を中心に、七福神を祀る八つの神社を大切に保存する土地柄、下町情緒の残る粋な界隈です。人形町駅から徒歩1分。老舗が立ち並ぶ甘酒横丁の一角に、“名店”と称される高級たいやき屋「柳屋」があります。

創業は大正5年(1930年)。現在地にてお店を構え80余年。人形町は太平洋戦争の戦災を免れた数少ない町です。歴史を感じる店構えで、代々受け継がれた手法を使い、今も昔ながらの一丁焼きでたいやきを焼きます。一丁焼きとは、一匹ずつの鉄型で一つ一つ直火で焼き上げます。炎が上がる生火の中、8本の鉄型を巧みに扱い、つぎつぎと焼き上げていきます。焼きあがったたいやきは、皮が薄く、パリッと仕上がっており、切れのある食感です。餡は北海道産の小豆を使用しています。ふっくらと煮上がった小豆は、甘さ控えめで豆本来の香りが漂います。とても上品なお味です。

訪ねた日は土曜日のお昼すぎ、お店の外だけでなく中まで行列ができているほどの盛況ぶりでした。まとめ買いする方よりも、今一緒にいるご家族やお友達の分だけ買っていかれる方が多くみえました。きっと街を散策しながらおやつにいただくのでしょう。ですから待ち時間はさほど掛かりませんでした。

たいやきの他にも、たいやきの餡を使った小倉と、ミルクの味が懐かしいバニラのアイス最中があります。これからだんだん暖かくなってきますのでこちらもおすすめです。

「柳屋」は、“東京たい焼き御三家”と称される3つのお店の内の1つです。人形町にお出掛けの際は、是非一度立ち寄ってみてくださいませ。

■高級鯛焼本舗 柳屋
東京都中央区日本橋人形町2-11-3
Tel 03-3666-9901
営業時間:12:30〜18:00 
日曜・祝日休

(text & photo by 花井洋子)

 






長野県松本市。通りのいたるところに、美しい水流や湧き水が見られる、水の郷です。

そんな松本のシンボル松本城のほど近くに居を構える、甘味処「甘味喫茶 塩川(塩川喫茶部)」。昭和初期のレトロな風情を感じさせる店舗です。

地元にも遠方にもご贔屓の多いこちらの看板商品は「特製クリームあんみつ」。餡や寒天、アイスクリームや蜜まで、すべてお手製です。

しっかりとした甘さの餡は、おしるこのようにトロっとやわらかく、蜜や寒天によくなじみます。安曇野牛乳で作られたアイスクリームは、あんみつの味を立てる素朴な風味。不揃いの寒天には、切り口にそれぞれ違った舌触りを感じ、手作りらしいアクセントを感じます。

私がこのクリームあんみつから受けた感動は、なんといっても、その雑味のない清らかさです。それはおそらく、松本のきれいな水があってこそのものなのでしょう。

創業は昭和8年。これからも、松本のきれいな水とともに、その清らかな味を守り続けていただきたいと願います。

■甘味喫茶 塩川(塩川喫茶部)
住所 長野県松本市大手4-12-8
TEL  0263-32-2818
営業時間  11:30~19:30
水曜不定休

(text & photo by 大町友美)

 





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