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【時は元禄14年。赤穂藩藩主、浅野内匠頭は江戸城内で吉良上野介を突然刃傷したとし、殿中抜刀の罪で田村右京太夫上屋敷の庭先で即日切腹となった。】

浅野内匠頭切腹の屋敷跡地に存ずる場所に新正堂さんはあります。(※現在の店舗は道路工事の為わずかに移転。)この歴史を伝えたいという思いから、渡辺社長は忠臣蔵にちなんだ和菓子作りを日々考案し続け、現在店内には忠臣蔵ファンなら誰もが飛びつく様な和菓子がたくさん並んでいます。

注目すべき新作の四十七士の『義士ようかん』はミニサイズの羊羹です。羊羹の掛け紙には、一つ一つに赤穂浪士47人分の人物画が描かれています。さらに討ち入りの年の1月14日に自害した萱野三平を、線が一本欠けている『義』の文字に表現した掛け紙のものが入り全部揃うと48種類になります。また、パッケージの裏にはQRコードが付いておりこれらの武士の情報を携帯で見る事が出来ます。

羊羹に巻いてある掛紙は、江戸時代末期の浮世絵師、歌川国芳の誠忠義士傳を基にイラストレーターのもりいくすおさんと渡辺社長が共に手がけた渾身の作。
忠臣蔵マニアの二人が作ったこの掛紙はまさに圧巻の仕上がり!!人物ひとりひとりのキャラクターなどを思い浮かべて原画をアレンジしたそうで、顔立ち、服装や所持品など細部がユニークに表現されており、忠臣蔵を愛してやまない二人の光るセンスが伺えます。

羊羹は本煉・抹茶・黒糖・赤穂の塩・桜の5種類。掛紙の下のパッケージは歌舞伎の定式幕をイメージした3色と、浅野家刃の鞘の色の紫、そして浅野内匠頭の辞世の句『風さそふ 花よりもなお我はまた 春の名残を いかにとかせん』からイメージした桜のピンクの5色。もちろんこだわりはパッケージだけでなく、素材選びから味に至るまでかなりの時間を費やし試作を重ね、極上の羊羹に仕上げています。

また、新正堂さんの看板商品ともいえる『切腹最中』は名前の通り、腹をぱっくりと割った様な形状をし、真ん中には鉢巻をイメージした帯がかけられています。中には北海道産の程よい甘みのあんこがたっぷり、内に求肥が入っており香ばしい皮とのバランスが絶妙です。

こういった渡辺社長の忠臣蔵に対する取り組みは赤穂市で大変評価され、2009年には『赤穂観光大使』に任命され、そして同年、赤穂浪士討ち入りの日の12月14日には以前から申請していた『切腹最中の日』が3月14日に見事認定されました。取材を通して、渡辺社長の人柄と情熱がたくさんの人の心を動かし、それが一丸となり素晴らしい和菓子達が生まれてきたんだなと強く感じました。

世の男性陣の皆さん!3月14日はホワイトデーです。愛する人への日頃の懺悔やお詫びも兼ねて切腹・・・の代わりに是非この羊羹と最中を送ってみてはいかがでしょう!?


●義士ようかん 1本200円 5本入 1,100円/8本入 1,750円/10本入 2,200円/48本入 11,000円 
●切腹最中 5ヶ入 1,100円/10ヶ入 2,180円/15ヶ入 3,170円 

■新正堂
東京都港区新橋4-27-2
TEL 03-3431-2512
9:00〜20:00(月〜金)
9:00〜17:00(土)
日・祝 定休
http://www.shinshodoh.co.jp/index.htm
(text & photo by 田中美幸)





下町風情がと都立現代美術館のような新しい魅力が同居する東京の東、江東区清澄白河。そこに、今回ご紹介するsacra cafe は静かに佇んでいます。

有機野菜や粗製糖といったきちんと確かな素材を使ったこちらのカフェはご夫婦で経営されている、小さいながらもとっても素敵なカフェです。

さて、大人気の野菜ランチにも興味がありますが、今回のお目当てはスイーツです。ショーケースにはロールケーキが四種類ほど並び、散々迷って選んだ『メープルとくるみのロールケーキ』と『いちごのロールケーキ』も少し頂きました。

ちょっとつぶれた形がいかにも美味しそうなケーキにそっとフォークを入れ、こぼれてくるるクリームをすくいながら頂きます。

んー、美味しい!
一口目でもう虜です。

しっとりとふわふわのバランスが絶妙な生地は、しっかりと卵の味を感じます。たっぷりのクリームはとろりと生地に絡まり、それはそれは幸せな感触を舌に残します。メープルの香りとくるみの粒々の歯触りは心地よく、苺は大きくカットされて甘いケーキにちょうど良い甘酸っぱさ。

正直、ロールケーキはあまり得意ではなかったのですが、これは全く別格。全種類食べてみたいと心から思うほど美味しいロールケーキです。

このカフェの魅力をさらに引き立てているるのが店内のイス、机、そして使われている食器類です。詳しくはSacra Cafeブログにも記載されていますが、イスはデンマークの王立学院で使われていたもの、机とその他の木は柏木圭さん、器は小高千絵さんの作品で、器の一部は店内でも販売されています。どれもシンプルながら手仕事の温もりが伝わってくる素敵な作品です。

これらが、丁寧で優しい味のスイーツやお料理と相まって、穏やかで暖かな空間を紡いでいます。

まだまだ寒さが続きますが、たまには外にお出かけしてこんな幸せを味わうのも楽しい冬の過ごし方かと思います。

■Sacra Cafe
東京都江東区清澄3-3-28
TEL.03-3643-3479
営業時間 平日11:00~18:00 土日祝12:00~18:00
月・火曜休
http://sacracafe.com/sacra/index.html
(text & photo by 近藤祐子)









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