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News of package Making

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日々、クライアントのパッケージ製作に携わっている営業担当者。
その仕事を通じてプロならではの視点で見た現状、課題などをコラムにしました。
製造現場からのホットな情報としてお読みいただければと思います。

 
 


 

パッケージ市場においても、高機能・高品質・個性化、安全性等のキーワードを持った製品が多くなっています。そんな中、近年、環境と言うキーワードで注目しています、水性グラビア印刷について、今回ご紹介をさせて頂きます。
*グラビア印刷は、個包装製袋等主にフィルムに印刷を施す際に多くされている印刷方式となります。

現在、グラビア印刷で使用されていますインキは、油性と水性の2種類となっております。従来から多く使用されています油性インキは、樹脂(顔料)、アルコール、有機溶剤(トルエン、ケトン、エステル系)を合わせた物で構成されています。それに対し、水性インキは樹脂(顔料)、水、有機溶剤(アルコール系)で構成された物で割合の多くは水が占めており、油性インキに比べクリーンなイメージがあります。また、油性インキの場合、印刷の効率等を上げる為に揮発し易い有機溶剤を使用しているので、まれにではありますが、乾燥不足等で発生する残留溶剤からの臭いや、科学物質的部分で問題視される事があります。

しかし、水性インキ場合、残留溶剤は発生しますが、残る物質はアルコールと水のみとなりますので、油性印刷物と比較した場合、残留する成分が少なく臭気も減ります。臭気については、私自身、工場で印刷立合い行い、場内や製品確認を行いましたが、強い臭気を感じる事はありませんでした。

製造面におきましても、水性インキの場合、以前は油性インキに比べ渇きが遅い為、製造スピードを上げる事が出来ない問題やブロッキング問題、消耗品問題等がありました。しかし年々技術改良され、油性と変わらないレベルまできております。また通常グラビア印刷の場合、カラー印刷やグラデーションを再現する際に、175線と言った線数で再現される事が多いと思いのですが、水性インキを使用の場合、インクの乾き難さを補う為に、網点を小さくする事により、技術的には240線でも可能な製造工場があると言う事です。また、一番気になりますコスト面も、ほぼ同価格で製品を仕上げることも可能です。

今後においても、環境と言うキーワードはパッケージには欠かせないキーワードとなると思います。従来通りの、油性グラビア印刷につきましても包装材料として安全衛生的には全く問題はありません。しかし、今後、環境問題に対し様々な規制は増えてくると思います。弊社としましては、水性インキの様な商材・技術について、当社開発営業を通じて、お客様へ積極的なご提案をさせて頂けたらと思います。

*現状、水性グラビア印刷は、技術的にフィルム系製品に施すことができますが、レーヨン系等の紙製品にはまだ対応する事が出来ません。製品に関するご相談・ご不明点はございましたら、弊社迄お問い合わせをお願い致します

 

 

■生産管理部  長谷部 健

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