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日々、クライアントのパッケージ製作に携わっている営業担当者。
その仕事を通じてプロならではの視点で見た現状、課題などをコラムにしました。
製造現場からのホットな情報としてお読みいただければと思います。

 
 


 

このところ、本年度(2013年)に入り、製品の原材料価格と製品本体価格が大きく変動する物を多く見受けます。特に原材料ではプラスティック加工品の原材料に使われる樹脂・シート関係や個包装袋等に使用されるフィルム関係が多いです。製品に関しては海外で生産を行い日本に輸入される事が多い竹篭・割り箸・手提げ袋等が目立ちます。変動率に関しては、2007年〜2008年にかけておきました原油価格高騰に匹敵する位の価格変動率になってきている物もあります。

今回(2013年)の価格変動に関しては大きな原因が数点あります。まず1点目は、2008年同様の原油価格高騰です。原油・ナフサ価格は2007年〜2008年にかけて日々に高騰し、様々な物価高騰の要因となりました。この当時は、価格の変動が激しく、いつ価格上昇が終止するかわからない状況が長く続き、色々な製品及び関連原材料等が値上がり致しました。皆さんの身近な物ですと、レギュラーガソリンが1リットル当り平均価格より20円位上昇したと言う記憶が大きいと思います。

それが2008年7月をピークに急激な下落を起こして値上りの沈静化・価格の安定が続いておりました。しかし近年、少しずつ価格の高騰が始まり出し、各資材・製造メーカーとも相場の動向を見つつ、価格の変更を検討・先送りを行い、価格改定保留状態ではありました。しかし価格下落状況・要因が見られない事と、高騰要素ばかり強くなって来た事で各メーカーが大きい企業から価格改定の決断に至ったようです。

次に2点目の要素は円安です。円安も大きな影響をもたらせております。原材料の原油・ナフサ等の多くは輸入品に頼っております。その際、輸入の取引条件として、大半の場合、取引がどこの国であっても、現地通貨を使わず、$(米ドル)で支払いをする事が多いと聞きます。この場合、約1年前の1ドル=75〜80円台と比べますと、同じ製品を同じ量仕入れるのに対し、現在は1個当たり約25%位高くなっています。(平成25年5月上旬相場)

価格設定値が1年前だと各メーカーは、仕入れをすればした分だけコストアップとなる訳で、利益減又は赤字販売の要因に繋がる為、この部分も価格変動の要因に繋がっております。

また輸入品(特に中国製品)のコスト高も3点目の問題です。一昔前までは、中国製造は製品コスト(人件費・材料)が安価なので安く製造が出来ますよと言われておりました。しかし、人件費に関してはここ数年で法定最低賃金レベルが10%以上引き上げてられており人件費の高騰が発生している事と、一部では、低単価・低利益商品に材料供給が回り難くなっている状況や低単価・低利益品の製造をやめる工場も多くなっていると聞きます。

上記の様に現在、原材料自体の価格高騰・円高による単価コスト・人件費コスト上昇で2重・3重の痛手となって来ております。

日々、各メーカーと協議を行っている中でも、「本当は昨年末に価格変更はあったが夏季に価格変動の情報が入って来ており、価格変更は今からご相談させて頂きたい」と言うお話を頂く事も多いです。

弊社としても仕入れ先と日々交渉・適正価格の把握・新たなる協力工場の発掘を行い、価格の上昇率を抑えて、お客様に安価で良い製品を供給出来るように日々努力しております。

しかし、価格に関しては様々な市場が安定するまで交渉は続くでしょうし、弊社でも頭の痛い問題として引き続き、取組み対処していかなければいけないと考えております。


                                

■text by 生産管理部 長谷部 健

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