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STYLE Packaging(スタイルパッケージング)
 
 

日々、クライアントのパッケージ製作に携わっている営業担当者。
その仕事を通じてプロならではの視点で見た現状、課題などをコラムにしました。
製造現場からのホットな情報としてお読みいただければと思います。

 
 


 

今回ご紹介したいのは「紙製食品包装容器の蛍光物質」についてです。

ご存知の様に、これまでは日本においても紙を白く見せるために、蛍光物質(蛍光増白剤=蛍光染料)が使用されていましたが、食品衛生法で食品添加物としての認可を受けていない蛍光増白剤は、合成着色料の一種として規制され、検査法としては昭和46年5月8日付厚生省課長通知環食第244号「蛍光物質を使用した器具または容器包装の検査法について」が定められ運用されてきた結果、今では蛍光物質を使用した紙の漂白はほとんど無くなりました。

弊社も多くのサービス箱、化粧箱、スリーブ、仕切などにい白い紙を使いますが、その多くがコートボールやカードB(両白)であり、先に述べたとおり、今となってはどの製紙メーカも蛍光染料を使用してまで、白く輝く紙を製造してはいません。

しかしながら時折ある、クライアント様からの安全性はという問い掛けには必要に応じてメーカーからの分析表(検出表)や日本食品分析センターなどの食品を観点に置いた同じく分析表(検出表)を示して、ご安心をして頂いております。

しかし、先日次のようなことがありお客様と共に悩みました。それは、古紙100%の生成り(段ボール古紙)板紙を使用したケーキ箱に蛍光染料が微量混入しているのでは、と指摘を受けたことです。

製紙メーカーはもちろん蛍光染料を使う必要の無いこの紙に対して、吸引したとしても「害いは無し」としているのですが、古紙の回収行程で広く集めている原料の中には、過去に蛍光染料を使った紙が混入している可能性はゼロではないので、考察してご使用下さいとの見解付きで、分析書類をまとめております。

つまり、使用時製品にブラックライト(紫外線を多く含む光を出す)を照射してみたら、 時々反応することがあるかもしれません、とも解釈できます。生成りの風合いに良さを感じて(印刷1色)シンプルに仕上たその箱(しかも安価)でしたが、内面に食品適正保証のOP(ハービル加工など)をコーティングするか、風合いを無視して他の紙にするかの検討を、しないわけには行きませんでした。当然コストアップは必然です。

「発がん性物質」の疑い大のこの蛍光染料を誰かがどこかで使い続ける限り、残念ながら古紙100%の再生紙には直接食品を置けないわけです。地球の有限な資源を大切にする観点から、古紙の使用率を上げるためにも、世界の皆さん、いい加減にこの有害物質を使用した「青白く輝く紙」を求めるのやめませんか。

※上記の紙は海外物に多く見受けられますので、これらの紙は資源(再生)ごみに回さない方が良いと思います。


 

■text by  マーケティング部 舘野 恵幸

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