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菓子用既製パッケージの
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STYLE Packaging(スタイルパッケージング)
 
 

日々、クライアントのパッケージ製作に携わっている営業担当者。
その仕事を通じてプロならではの視点で見た現状、課題などをコラムにしました。
製造現場からのホットな情報としてお読みいただければと思います。

 
 


 

数年前に製造したオリジナルの個包装袋や巻取りなどをリピートした際に、(印刷版が使用出来ませんので再版代又はクローム代の)別途費用が発生致しますと言われ、なぜ費用がまた発生するのかと思われた事はないでしょうか?

この問題は箱物製造などで行なう印刷方法(オフセット印刷)の版に比べ、個包装袋製造などで行なうグラビア印刷版に多く、版劣化の速さが大きな原因です。
特にグラビア印刷を施す個包装袋などは、中に入れる物の仕様に合わせたフィルムを数種張り合わせ、印刷して製品を仕上げる為、フィルム幅は(面付け、フィルムの種類等で)異なりますが、長さは最低でも2000m、4000mからの印刷加工となり、仕上り数量も数万枚出来上がります。(製品寸法で仕上り数は異なります)
しかし、グラビア印刷版の保持期間は数万枚の仕上り数とは反比例で約1年〜1年半と短いのです。(オフセット印刷版の場合、原稿となるフィルムは10年位保持できます)
この理由を簡単に説明に致しますと、グラビア版の製造方法はシリンダー(厚い頑丈な鉄筒)に銅メッキを施し、その上にデザインを掘り込み(彫刻版の様に)、高速輪転に耐えられる様にクローム加工(表面加工)をして版が仕上がります。
版は印刷終了後インクを洗い落とし保管しますが、使用せず長期保管しておくと徐々に版の劣化が始まり、まず表面加工のクロームメッキが銅から浮いて剥がれ始め、さらにひどくなると銅メッキに錆が発生して印刷版として使用出来なくなります。その為、リピート間隔が約1年半以上のグラビア版は再販代又はクローム代が必要となり、製品代の他に版代という必要費用が発生してしまうのです。枚単価に換算しても数円のコストアップに繋がります。

現在、石油高等であらゆる物の物価上昇が続いており、パッケージに関しても品質を落とさず、どの様にコストを抑えるか試行錯誤されていると思います。
その際、製造ロットを増し製品単価を落とす事が一番数字的にも明確であり簡単ではありますが、その前にまず現状の製造ロット(製造数が経済ロット又は最低ロットなのか)と年間使用枚数を確認して頂きたいと思います。その結果、ロット下げた事で製品単価に若干の変更はあるかもしれませんが、数年後に上記の様な新たな経費(版代)を無くす事、製品ロットを上げた為による在庫場所の問題、長期保管による製品劣化の問題等などを減らす事が出来ると思います。

 

■text by  商品管理センター 長谷部 健

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