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菓子用既製パッケージの
オンラインストア
STYLE Packaging(スタイルパッケージング)
 
 

日々、クライアントのパッケージ製作に携わっている営業担当者。
その仕事を通じてプロならではの視点で見た現状、課題などをコラムにしました。
製造現場からのホットな情報としてお読みいただければと思います。

 
 


 

お菓子を食べるときに、手切れ感の悪い包装(特に個包装)にあたると、ついついイライラしてしまうのは私だけではなく、多くの方の共感を得られるのではないでしょうか。(職業柄と甘い物好きからか、最近では、見た瞬間にそれと分かるように成りました。)

先日も、菓子を食べる為にピロー包装(まくらの様な)を開封しようと、ギザ刃の谷部分を何度変えても開けられず、満身の力を入れようものならギューと伸びる始末の悪さ、とうとうハサミを使って口を開け、やっとの思いで食べた「フィナンシェ」でしたが、ボソボソで、甘みも抑えすぎでおいしくない、裏切り感のある物でした。きっと安いお菓子なのだろうと、考えましたが、これを贈ってくれた方には、実に失礼な話しだと思いつつも、しかし、現実なのだから仕方ないと、自分をなだめる為、勝手に納得したのです。(ここで誰が悪いかは言及しませんが・・・。)

私は仕事柄、お子様や、年配の方でも簡単に開封でき、ストレスを感じさせない包装材料を提供する為に、多くの時間を使って悩み考えお客様(お菓子メーカー)へ提案しております。洋菓子、和菓子に留まらず、あらゆる包装材料に必要なこととだからです。(特に羊羹包材には力が入ります。)

「文化の香るパッケージづくり」を旨に取り組んでいる弊社は、75年前、リアルな竹皮模様を印刷した紙/アルミ箔/ポリエチレンをラミネート(貼りあわせ)した、羊羹専用のガゼット袋を、世に送り出しました。かなり優れた包装材料だったとみえて、この安全アルミ容器製造所の袋は需要が全国に広がり、その後、改良も加えましたが、今では当たり前にどちらの和菓子屋さんもお使いになる、定番に成っております。全国的にヒットした理由は、「安全・安心」に「包」み「運」べ「コスト」も下がる、ハイブリット(多機能)な製品の提案だったからでしょう。

それまでの羊羹は、専用の船で(四角い大きな木枠)流し固めた羊羹を、包丁で切り分け、乾燥した竹皮や経木(木の皮)、紙などで直接包み、お客様へ手渡した後のことは、羊羹が乾きシャル(砂糖が白く結晶化)までは蜜漏れしたり、食べる際、切り分け時には手がべとつき、残ったらしまいにくい、などなど、長い間仕方のないことと見過ごしていました。

しかし、たび重なる小さなクレームに気が付き、弊社創業社長は、先に述べた袋を開発製造し、更に充填技術(機械)も併売出来るようになると、従来の羊羹製造における作業性の悪さを多く解消、結果大幅なコストダウンに貢献出来たわけです。

最近では安価でコンビニに売られるお菓子のパッケージも、開封機能やポップ効果が上手に備わった物が多くなりました。(スタンディングパックが良い例でしょう)

これからのお菓子は、心を込めてお贈りする物も、自分買いする物も、ローコストでハイブリットな包装材料包まれ、満足度の高い、製品なって欲しいものです。

※弊社のように、羊羹の包装方法(安全性・機能性)を向上させたいと、日夜真剣に考えている会社も珍しいですが、そんな会社が世の中に一社くらいあっても良いのではないでしょうか。
(勿論、他のお菓子のことも考えていますよ。)

ここで一つ、冒頭お話しいたしました、手切れ感の悪い個包装をお使いのお菓子屋さんに一言。
もともと、お菓子の保護性能(鮮度保持・破袋防止)を厳重にすればするほど、開封しにくい包装材料になり、悪循環として不便な包装品となる訳です。しかし、安易に開封しやすいようにすれば今度は改ざん防止性が低下したり、破袋するようになるわけですよね。
更に、包装物をどの方向に引き裂いてもらうかによってフィルムも使い分けが必要ですし、メーカー各社しのぎを削って多くの基材を世に出してますが、ヒントとして易開封性(直線カット性)フイルム基材(単層)の紹介をしておきます。

1.ピロー包装を流れ方向(縦方向)に引き裂き易くであれば、一軸延伸OPPフィルムをラミネート層の一つに使用することで実現しやすくなります。(ちなみにCPPフィルムは無延伸ですから、ノッチなどのきっかけによって緩慢に引き裂かれます)多くのメーカーが、多くの種類を出しておりますので、一例として、三井化学のハイブロン(HDPE)、ノーブレン(PP)はいづれも一軸延伸で、防湿セロハンに変わって、ツイスト包装(キャンディー包装)などにも使われます。

2.ガゼット袋に棹もの系を入れ縦に裂くより横に引き裂き易くのであれば、東レ「トレファンBO YT−12、YT−22 」がお勧めです。(東レのYTは数少ない横一軸延伸OPPフイルムです。)・・・東洋化学 カラリヤンY Y−20、Y−30は?とお考えの方もいらっしゃると思いますが、HDPEがベースのせいでしょうか、引き裂いたあとに少々糸状の髭が残り、それを異物と間違えられるケースがありますのでご注意下さい。

3.液状の物や、脱酸素、窒素ガス充填(ガス置換)などバリア性が高い物を求めるのであれば、
出光石油化学 ユニアスロンTB1000や、クリロン化成 カットラミナー(いずれも縦裂き性機能)がお勧めです。

「いろいろ書きましたが、弊社にお問合せ頂ける事がもっとも「安心・安全」な包装材料への早道ですよ。」

 

■text by  マーケティング部 舘野 恵幸

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