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News of package Making

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日々、クライアントのパッケージ製作に携わっている営業担当者。
その仕事を通じてプロならではの視点で見た現状、課題などをコラムにしました。
製造現場からのホットな情報としてお読みいただければと思います。

 
 


 

私は東京で生まれ東京で育った。
学生時代に地方から通学してくる友人の行動に驚いた事がある。
ゴミを選別せずにゴミ箱へ入れていたのである。なんて常識がない人だろう、最初はそう思った。
今日、分別は当たり前の様に行なわれているが、当時、その友人が住んでいた地域には分別の習慣が無かったらしい。分別をしていた私の習慣から考えると、分別してない彼の地域の行動は異様に見えたが、彼からしてみるとそれは当たり前の行動だという。

国内2度目の万博「愛・地球博」が愛知県内の2会場で開催されている。
今回の万博は<自然の叡知>をテーマに世界各地での自然とのさまざまな付き合い方、知恵に学びながら、多彩な文化・文明の共存する地球社会を創ろうという理念のもとに開催されている。
この万博で使用されているトレーや容器は生分解性プラスチック(グリーンプラ=GP)と呼ばれるものが主体で、会場内では食器や容器を始め、包装資材や建築資材といたるところでの導入が業界内での話題となっている。
ワンウェイの食器は調理加工残や食べ残しなどの生ゴミ類と一緒にGP製生ゴミ回収袋で分別回収され、コンポスト化施設を利用して農地・緑地還元が行なわれる。
リターナブル食器は成型加工時の端材や使用時に破損した製品を回収し、ごみ袋や育苗ポット、トレーなどの製品として再資源化されている。

このように包材業界でも常に進化はしてきている。書面では簡単に出来そうなこの一連の作業。実社会で導入した場合、1つの作業工程が抜けただけでも再生は出来ないだろう。

これからレジャーシーズンに入るが、高速道路のサービスエリア、海水浴場、花火大会等公共の場でモラルのない人々が捨てたゴミをみると毎年不快になる。
なかには弁当容器やレジ袋といったものも多数ある。
ゴミ問題で2007年にはレジ袋の有料化を目指して動いているようであるが有料化してゴミが削減するとは思えない。視点を変えるとレジ袋は立派なゴミ袋として主婦の間でリサイクルされているのでは?

この業界に入るまでは包装材料の廃棄物の問題など考えた事など無かった。
おおよそ一般の人の中に廃棄物に関心のある人の方が少ないであろう。
人々が利得、利便を優先に考えれば考える程、廃棄物は付随する。
どんなに良いパッケージ、回収方法、リサイクル、コンポスト化も使用する人間のモラルがなければ成り立たず廃棄物は必ず増える。
包材は廃棄物では無く商品を守る立派な道具である。
道具は進化し守るだけでなく個性もついてきている。
あとは使用する人のモラルにより生まれ変わるか廃棄物になるかである。

後世に残す文化のひとつとして<パッケージ=包材>は無くてはならないものと思うのは私だけでしょうか。

 

■text by  マーケティング部  霜鳥 雄一

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