株式会社 アンゼン・パックス HOME
HOME > パッケージ事業 > News of Package Making
パッケージ 菓子用既製品
 
パッケージ事業
パッケージ別注品
パッケージ既製品

News of package Making

003
 
 
 
 
 
 

日々、クライアントのパッケージ製作に携わっている営業担当者。
その仕事を通じてプロならではの視点で見た現状、課題などをコラムにしました。
製造現場からのホットな情報としてお読みいただければと思います。

 
 


 

 私達が日常生活する上で、衣類を着て生活する様に、お菓子も商品アイテムごとにパッケージというお客様の個性あふれる包材に、包まれ華やかに陳列されています。パッケージは、商品の販売促進、商品の保持などの色々な理由で今では欠かせない物に定着しています。但し昨今、このパッケージに使用されている原材料に問題が発生しております。

  新聞、テレビ等でも騒がれていますが、原油高騰がパッケージにも大きな影響をもたらしています。石油は、私達が生活する上で今では欠かせない資源の一つになっているのが事実です。自分の身の回りの物を見ましてもいたる所に、石油を原材料とした物があふれており,店頭に並んでいるパッケージに関しても、いたる所に石油を材料とした物が数多くあります(和生カップ、個包装関係、ビニール手提など)。

  なぜ、原油高騰にパッケージが関係あるのと思われる方もあると思いますが、原油は石油製品に分類され、そこからガソリン、灯油、軽油、重油、ナフサに分かれます。この中でナフサがパッケージに使用される材料になります。高騰の背景には何種類かの理由が挙げられていますが、供給と需要のバランスが崩れている事が一番の原因と聞きます。供給はこれ以上の増産は見込めないが、需要の拡大は世界的に増える一方です。供給に関しても、 一説には今後100年以内に原油はなくなってしまうのではないかという説もあります。需要は年々増加しているのに供給が追いつかない状況が、価格上昇の背景を示している事は分かりますが、もし本当に原油がなくなってしまったら時に、パッケージという物はどの様になるのだろうと疑問が出てきます。

  前項にもお話した様に、お菓子はパッケージに包まれておりますが、無くなった場合はお菓子を裸でお客様に販売するのでしょうか?現状では難しいと思います。お菓子を購入するお客様は、自分のおやつ感覚に購入している方と、ギフトで購入する方の二つの区分けになっていると思います。特にお客様は、最近この商品の日保ちは何日するのですかという質問で始まりどの商品を購入するか決める方が多いとお伺いします。 裸でお菓子を販売した場合、お菓子は作りたて日持ちがしない物が、一番美味しく頂けると言う事は浸透すると思いますがもし、原油が無くなり個包装袋でのバリア性が出来なくなった場合、日持ちという技術は成立しなくなってしまいます。その場合、お客様のギフトニーズからは外れ売上減少という恐れも出てきます。この問題はお菓子屋さんにとっても、大変大きな問題になると私は思います。

このような問題に対しての今後の見通しではどうなの?なにか代替え品は?と考えますが、現状は石油製品の代替になる物は開発されていません。市場での新商品と申しますと、生分解性や地球に優しいという素材が多く出てきているだけで、石油を使用する事には変わりません。石油の需要を低減するだけの逃げ道なのかなと私は思います。数十年後、原油がなくなるという問題を抱えている現状、パッケージに携わる私としましては、このような問題に取組むのもパッケージ業者一つの宿題なのではないかと思います。    


 

■text by  マーケティング部  長谷部 健

▲PAGE TOP
Copyright (C) AnzenPax all rights reserved.