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News of package Making

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日々、クライアントのパッケージ製作に携わっている営業担当者。
その仕事を通じてプロならではの視点で見た現状、課題などをコラムにしました。
製造現場からのホットな情報としてお読みいただければと思います。

 
 


 

 パッケージを辞書で調べると「包装(用の容器)」と出てますが、皆さんは「和菓子のパッケージ」から何を想像されますか?私の場合は、煎餅が入った四角いブリキ缶を想像します。その昔、祖父母の家に遊びに行くと、決まって祖母が棚の中から出してくれたものです。そのブリキ缶の中には煎餅や花林糖、クッキー等がぎっしりと入っておりました。現代の様にインターネットで様々な物がすぐに入手出来たり、コンビニが至る所に存在する時代とは違い、あの頃はお菓子にしても街まで行かないと買えなかった時代ですから、祖母は孫である私を喜ばせる為に買ってきたお菓子をそのブリキ缶に入れて保存していたのです。今はリサイクルと言えばなじみがありますが、祖母は煎餅が入っていたパッケージを再利用していたことになります。

 今の時代は物が豊富で、商品にしても価格が安いだけでは簡単に売れないと言われております。消費者は売り手より賢く、より価値を見極め選んで買い物をする様になっているからではないでしょうか。一方、売り手は賢くなっていく消費者に合わせるように、次から次へと新製品を開発するようになり、携帯電話などでも買ったばかりなのにすぐに新機種が発売されてしまう事もよくある話です。消費者はより価値のあるものを選び、売り手は新しいものをどんどん作り出すと言う事は、ゴミも必然的に増えていくのではないでしょうか。それはパッケージを製造し販売している私も見過ごすことが出来ないことと考えております。

 もし人様に食品ギフトを差し上げるならばやはりおいしい物を選び、喜んで頂きたいと思いますが、さらに、そのパッケージまでが先方に喜んで利用される物であるならば更にうれしい気がします。単純にゴミとして処理されてしまうよりは、祖母がブリキ缶を再利用してた様に利用して頂いた方が地球にもやさしいのではないでしょうか。
 あるお菓子屋さんで、貼り箱に特殊な漆塗りの風合いの加工を施しているギフト箱を目にしました。そちらのお菓子屋さんの社長様の話によると、ギフトを頂いた方がその箱を捨てずに利用していただく事を考えて採用されたそうです。お菓子を販売されている方が考えられているのに、包材を扱っている私も考えなければならない事のひとつとして改めて感じました。

 パッケージは消費者の方が安心して食べれる様に食品を保護すると同時に、真心込めて製造された品を崩さない様にする為のものでありますが、時には広告的な役割を果たし、時には買い物中の消費者の目を引く役割も備えていると思います。
 そしてさらに今後は地球環境にもやさしく、単純に包装するための容器としてだけでなく、包装している中身と同じぐらい大切にされる物づくりを自分自身目指さなければならないと考えております。物があふれ消費意欲が盛り上がらない中、この様な事柄を真剣に考えてこそ、そこに売上のアップするべくヒントが隠されているようにも思えます。

 

■text by  マーケティング部 橋本 宗幸

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