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菓子用既製パッケージの
オンラインストア STYLE Packaging(スタイルパッケージング)

News of package Making







 
 

日々、クライアントのパッケージ製作に携わっている営業担当者。
その仕事を通じてプロならではの視点で見た現状、課題などをコラムにしました。
製造現場からのホットな情報としてお読みいただければと思います。

 
 
 


 

近年の環境配慮という部分において、古紙を主原料とし再利用したパルプモールドパッケージが注目されております。今までは、緩衝材の分類として使われる事が多かったのですが、近年では意匠性の高い、パッケージとしても採用されております。

パルプモールドパッケージは牛乳パック・段ボール・新聞紙等の古紙を水で溶かし、金型で抄き上げた後、乾燥させ出来る紙立体成形品です。製品の大きな特徴としては、緩衝性に優れている事、原材料が紙なので保水性・通気性に適している事、組立作業不要の為、作業性に優れている事、古紙利用でのエコイメージを強調出来る事です。また製造工程時に接着剤・糊等を一切使用しておらず、焼却時においても、ほとんど有害物質を発生させない為、CO2の排出量も極めて少なく地中に埋めれば生分解されます。

製品のナチュラルカラーバリエーションについてですが、基本、原材料によって決まります。白を基調とした製品にしたい場合は、牛乳パックを主とした原材料を使い、ブラウン調が良い場合は段ボール・新聞紙等を使います。また別注色として紙自体に着色を施すことも可能です。この場合、原材料を水で溶かす際に、染料を混ぜ、着色加工を施します。色のバリエーションについては、淡い色を施す事はできますが、印刷のように濃い色を表現することは現段階では難しいとのことです。

製品の厚みについては、パッケージ等に使われるソフトモールドでは3o位の厚みとなり工業製品の梱包材に用いられるハードモールドになると10o以上の製品が出来ます。印刷・浮き出し・エンボス等の加工においては、製品の形状・仕様にって制限が出る可能性がありますが、基本的には施す事が可能です。試作品製造においても、本番同様に鋳物で金型を作り実際同様に行う事もありますが、3Dプリンターを使い、樹脂型を作る事も可能です。その場合、試作型の納期は鋳物で作る場合、3週間かかりますが、1週間位の短縮が可能です。
 
エコイメージ・新たな商材として良い製品ではありますが、現在においては、パッケージ(箱)として
既製品としての取扱いは少なく、別注品製造が主となっております。
その為、製品を作る際は、初期経費として、プラスティック成形品同様に金型(成形型+抜型)が
必要となります。またコスト的にも、プラスティック製品・一般紙製品と比べると割高になる事が多いです。
その為、製品化に向けての進行が躊躇される事が多い事実もございます。しかし、海外では日本以上に
モールドと言う分野において関心・需要があり使用されております。
 
今後、国内においても今以上にエコに対しての規制が多く設けられると思います。エコ・環境とう言うキーワードはパッケージを扱う、弊社としても常に考えていかなければいけない事だと考えております。製品作りにおいても、お客様ともご一緒に考え、少しでもエコと言うキーワードを取入れられたら良いと考えております。


■生産管理部  長谷部 健

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