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オーナーズコラム

ネオ・シニアの台頭 2017.4


最近、シニアと呼ばれる世代の定義がよくわからなくなっています。
高齢者とはいったい、何歳以上を指すのでしょうか?

少し前までは、60歳の還暦を迎えれば、そこからがおじいさんおばあさんという定義と広く認識されていましたが、今では60代=老人 とはとても思えません。年金は65歳からになっていますが、高齢者はどうやら70歳からを指すようになりそうです。(参考:※2016/12月時点で「内閣府は、高齢者の定義を70歳以上に引き上げることも提案。」)そういったことが不思議ではない証拠に、消費傾向や生活スタイルが、昔のシニアと今のシニアでは全く違うことに気付かされます。これを書いている筆者の親世代(70台半ば)はまさにそうで、更にその親世代とはあまりに違いがあると思います。現在の70代の方は、全員ではないもののインターネットを日常使用し、携帯電話はほぼ全員使用。海外旅行をこなし、ゴルフや車の運転も普通にたしなんでいます。
しかしその親の世代では、車の運転、ゴルフができた方は稀。インターネットばかりか、携帯電話は当然なく、海外旅行どころか、飛行機の搭乗経験も少数派でした。ということは、生活を楽しんだり、お金をかける対象の範囲が相当違っているということです。菓子などの嗜好品に対しても、それは顕著に表れます。

今のシニア層(仮に60歳〜80歳)の方は、貪欲にあちこちの菓子を取り寄せたり、購買に出向き、旅行となれば好きなものを選んで買う、そのような世代です。
しかしその親の世代は、自分の身の回りの小さな半径の中で菓子を購入。一転、旅行となると、大量に菓子などのお土産を買い、無作為に他人に振舞っていたように思えます。この点は明らかに、現代のシニア層より購買量は多かったと思いますし、その傾向は昭和後期の菓子の売れ方に出ているのではないでしょうか。現代のシニア層はモノを知っているので、無駄な買い物をしません。このことに、現在の30代〜50代はなんとなく気が付きつつも、あまり分析をしていないのかもしれません。
その他にも、ふと気が付くと、60代のヤングシニアの方の趣味や好みと、30代後半の好みや購買傾向が似た様なものであったりする事に驚かされます。恐らくこれは、インターネットという共通のプラットフォームを介した、トレンドの画一化によるジェネレーションフリーな傾向であるのかもしれません。

年相応の経験や知識による趣味思考の違いはありますが、昔ほどその差がなくなってきた今の傾向は、マークしておかないと大変なことになりそうです。

 

代表取締役社長 尾関 勇

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