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オーナーズコラム

羊羹コレクションというプロジェクトについて 2017.6


今回は少し変り種のトピックをお伝えしたいと思います。
和菓子業界で2010年より、「羊羹コレクション」なる催事がスタートいたしました。
現在に至るまで、三越伊勢丹グループで7回の大型催事を開催した他、昨年はフランス・パリの地で、初の海外プロモーションを行ったものです。

実は弊社も、事務局や参画事業者の一社として携わらせていただいております。

羊羹というのは、いまや和菓子では最も古い部類に属するアイテムで、確実に先細りの菓子と言われてきました。恐らく、ギフトで頂いてもあまり喜ぶ方はいらっしゃらないのではないでしょうか。ところが、最近では日本を代表する有名和菓子店である虎屋さんの小型羊羹に見られるように、静かな支持とじわじわ売上拡大が広がっているように見受けられます。

羊羹は元々、小豆を代表とする餡、砂糖、寒天、水あめを少しくらい、といったきわめてシンプルな原材料しか使用しておらず、その上日持ちが6ヶ月以上と、かなり優秀な食品であるので、人気があって当然の菓子だと思います。
しかしながら、消費者というのは、食味経験ができれば年少の頃よりあって、感覚的にポジティブに捉え、食欲をそそる物でないと、購買には結びつきません。

その点、羊羹は長らくネガティブなアイテムとして目の前に登場しなかったからこそ、じり貧になってしまったのではないでしょうか。

この点で、羊羹コレクションが羊羹の地位再浮上にプラスの影響を与えていると言うことは特筆すべき点であると思います。

つい先月には、フランスに続き2度目の経済産業省によるJAPANブランド認定プロジェクトとなり、数千万円の助成金をいただけることが決定しました。実行委員会だったチームも、社団法人という法人格となり、規模も拡大いたしました。

まさに、古きよき日本のアイテムに再度脚光を浴びさせることも、複数の法人・個人の力を結集させればできるということを体現した好例だと思います。
そのような経緯で、今年の秋10月下旬に、世界一住みやすい都市・シンガポールにて羊羹コレクションが開催されることとなりました。
場所も、パリのときは私設のギャラリーでしたが、シンガポールでは、国立博物館を使用させていただけることとなりました。

私共もおりますので、ご興味のある方は、是非お立ち寄りくださいましたら幸甚です。

代表取締役社長 尾関 勇

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