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オーナーズコラム

ますます変化する売り場。ハイブリット化する菓子 2017.7


最近皆様、お菓子はどんな店で買われていますでしょうか?
皆様のご家族ご友人は、どのメーカーのお菓子を購入されていますでしょうか?

都市部と地方では異なるかも知れませんが、東京や大阪等の人口が集中する都市圏では、第一にコンビニエンスストア、第二に食品スーパー、第三に菓子専門店で購入することが多いのではないかと思います。

さすがに人様に差し上げるギフトとなると、百貨店などもランクインしてくるかもしれませんが、鉄道のターミナルや商業施設で済む場合、その施設内にテナントとして入っている菓子専門店ですませることが多いと思います。

ところが、ギフトだけでは菓子の需要が安定せず、かつ段々とギフト需要の比率が下がっているのが現状です。

反面というか一方では静かに、毎日や数日に一回、甘いものを消費する、いわゆる ”おやつ需要” がじわじわと伸びており、このマーケットに菓子専門店は遅れをとっているのは否めません。

皆様の周りの方々にヒアリングをしてみてはいかがでしょうか?

おそらく専門店でどら焼きを一つ、などといった買い方をする消費者は、かなり少数派になってしまいました。

その一方で、このコラムでも何度か書かせていただきましたが、コンビニエンスストアや食品スーパーまでの菓子陳列棚は充実するばかりです。ストアブランド名を挙げさせていただくと、セブンイレブンをはじめとするコンビニ大手3社のほか、成城石井、ザ・ガーデン、まいばすけっと、等の食品スーパーのデザート陳列棚、特にチルド商品のスペースの充実は目を見張るばかりです。

そしてそこでは、和菓子の定番であるどら焼きこそ見かけますが、桃山や栗饅頭、最中等はきわめて少数派です。プレーンのマドレーヌやバームクーヘン、パイ菓子等、洋菓子の定番品も意外と多くありません。

目立つのは、生クリームどら焼きや、生クリーム&フルーツ大福餅系、果物たっぷりのフルーツゼリー系、等、実は従来の和菓子洋菓子とは少し違う、ハイブリッドな菓子で多く占められています。違うジャンルですが、アイスクリーム等も和の素材が目立ちますので、傾向は同じなのかもしれません。

人の嗜好が変化するのは、時代と共に致し方ないと思いますが、菓子の本物をちゃんと食べたことのない消費者が増えてきていることに、危惧を覚えます。


代表取締役社長 尾関 勇

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