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オーナーズコラム

クラシックな街の記憶  2018.04

 

先月末、東京ミッドタウン日比谷という、オフィスビルを中心とした商業施設がオープンしました。文字どおり、日比谷という東京の中心街区の一つであり、かなりの面積を占める巨大な施設です。オフィスが上層階にあるのはもちろんですが、多面的に空中庭園が設けられ、吹き抜けもエレガントで素晴らしい造りになっています。

六本木(赤坂)のミッドタウンとの違いは、レストランなどが中心で、和菓子洋菓子などの物販は少ないという印象でした。弊社のお取引先である「鈴懸」さんが、和菓子では唯一テナントとして入られています。
鈴懸さんは、東京で唯一の店として、新宿伊勢丹に出店を15年以上にわたってされているのはご存知だと思いますが、数多の百貨店さんからのオファーをお断りになり、今回満を持して日比谷の地に暖簾を掛けられました。。

その理由がなんとなく理解できるのは、ここが大人の街であるということ。実際、オープンしてから何度か足を運びましたが、銀座三越さんに見られる客層とは違う方々が多くを占め、いわゆる観光客の方はとても少ない印象でした。また、観劇や宿泊などといった、街としての魅力が備わっているということ。さらにはバックグラウンドには銀座という街があり、来街者数がとても多いということが挙げられるのではないでしょうか。そして何よりもデベロッパーの三井さんがその街の記憶というか、クラシックな建物があったこの街らしい風情をきちんと再現されているのが好印象でした。

外国人観光客もまた然り。歩いて5分程度の銀座にはそういった一見のお客さんが溢れているのに、やや保守的なこの街の新しい建物には街の記憶がきちんと根ざし、不用意な来街者に軽いハードルがあるようなそんな雰囲気が魅力を放ちます。

それに大きなオフィスは銀座には少なく、やはり日比谷や丸の内といったところが主力になります。商業施設はこの先もどんどんオープンするようですが、ビジネス・文化発信・レクリエーション・グルメといった要素がバランス良くある街ほど、その魅力が長く続いていくのではないでしょうか。


代表取締役社長 尾関 勇

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